日本人に多い不定愁訴

不定愁訴とは何となく体調が悪いという感覚や様々な自覚症状を訴え、検査をしても原因となる病気が見つからないなどといった状態をいいます。

日本人(成人)の20〜30%もの人がこのような不定愁訴に悩んでいるという報告もあります。 

症状としては体のだるさ、頭痛、冷え、便秘、めまい、むくみなど、全身にあらわれる身体的な不調や、わけもなくイライラする、気分が落ち込む、眠れないなどの精神的な不調なども含みます。

不定愁訴は、ストレス、不規則な生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが原因となり、自律神経のバランスが崩れたときにあらわれることが多いといわれています。

女性は月経や更年期障害によってカラダがホルモンバランスの影響を受けやすいため、自律神経が崩れがちになります。

内臓、血管、呼吸、体温など体内のさまざまな機能が上手く機能されず、不調を引き起こすと考えられています。

体だけではなく、うつ病・うつ状態などの気分障害から来る種々の身体疾患の表出であることが圧倒的に多い印象があります。

この不定愁訴を克服するには生活習慣の改善はもちろん、年齢とともに低下する筋力を上げる必要もあります。

筋力が下がると体温や免疫力も低下する為、体が冷えやすい、風邪を引きやすいなど体調不良に繋がるのです。

✴︎まず私たちに出来ること✴︎

☆睡眠時間をしっかり確保する

☆筋力を上げていく運動を継続的に行う

⭐︎栄養を考えたバランスのいい食事

⭐︎体を冷やさない、入浴であたためる

☆冷えた飲食は控え、白湯などで水分補給

☆ストレス環境から離れ、溜めないこと

女性はホルモンバランスを崩しやすいからこそ、生活習慣で守ることが大切です。

大きな変化を感じはじめる40代、筋力が圧倒的に落ちる年齢だからこそ運動を継続していくことが重要です!

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