5月から10月が旬の赤紫蘇は青紫蘇とは別に特別な効能があります。
ロズマリン酸という天然の抗酸化物質が含まれており、特に多く含まれるβカロチンは、体内でビタミンAに変わり活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用があります。
これは、ガンや老化の予防にも効果が高いと言われています。
また、抗酸化作用や抗炎症作用があり、アレルギー反応を抑える働きがあります。
アレルギー性疾患としては、花粉症やアトピー性皮膚炎、関節リウマチなど、症状として局部の炎症・痒み・喘息・鼻炎などが引き起こされますが、ロズマリン酸には抗酸化作用や抗炎症作用をもつことから、アレルギー性疾患を抑える効果が期待できます。
それ以外には、抗菌、防腐作用や粘膜や皮膚を守る働きやポリフェノールなどたくさんの効能があるとされています。
体だけではなく、脳の健康にも良い効果があるといった研究結果もあります。
アルツハイマー型認知症では脳内神経伝達物質であるアセチルコリンの量が減ることで、認知機能の低下が引き起こされますが、紫蘇に含まれるロスマリン酸はアセチルコリンを分解する酵素の働きを抑えるため、認知機能の低下を防ぐとともに、認知症予防効果が期待できます。
また、うつ・不安を和らげる作用をもつこともわかっております。
体にも脳にも老化防止効果があるので、これからは積極的に摂取したいものですね♬